12月22日(水)11:30から12:30の一時間で三頭の装蹄が無事おわりました。
皆さんは装蹄の現場を見られた機会はないと思いますので、簡単に説明しておきます。
馬には蹄鉄が足に付けてあります、人間で言えば靴をはいているのと同じです。運動の量にもよりますが当クラブでは二ヶ月に一度取替ます。
装蹄師である親方の元で三人のお弟子さんが手際よく作業がすすめます。
まず古い蹄鉄を取り除き伸びた蹄を削りとります、その後に500度ほどに焼けた蹄鉄を底にあてて焼くと真っ黒な煙で足元が見えなくなる程です、それでもヤケドもしないし気持ちよさそうにしている、焼け跡をきれいに削りとってそこに新しい蹄鉄を打ちつける、
そのとき面白いと思ったのは釘を必要分だけ地べたにおいてあり金槌の柄の先で一本づつ拾っていく。どうしてあのように上手く拾っていくのか見てみると、柄の中に磁石が埋め込んでありそれで拾っていくのである。ムダのない効率的な作業である。
最後に蹄鉄に油を塗ってもらって馬房へ帰っていく。
馬っていいなあ、だって出張エステをしてもらってるんだもの、私の家内が聞いたら羨ましいと思うだろう。
これで馬達もいい正月が迎えられそうである。
装蹄師のおじさんたちがやってきた!あれ新しい車で大きくなってるよ
蹄鉄を焼く炉が設置された、準備完了
さあこれからエステの始まり!おとなしくしてろよ
古い蹄鉄を取外し中、おい、あまり体を預けるなよ ”重い”
待ってろよ、きれいにして正月を迎えさせてやるからな