ホーム » 2013 (ページ 3)
年別アーカイブ: 2013
牧草刈り始まる
今日は雲一つない実に心地よい青空が広がっている。
この頃になるとJR山陰本線の石原駅の北側に広がる田んぼの牧草刈りがはじまる。なんと言う牧草かは分からないがトラクターのような大きな機械が入り一斉に刈りこんでいく、そうして白や緑のこれまた大きな袋に詰め込まれていき点在されていくさまは、大きな白墨を輪切りにして置いてあるようだ。
我々の馬はいつも乾草を食べているので新鮮なこんなのを食べさせてやりたいなあと思う。でも乾草は水分含有量は15%それに比較し青草は70%といわれているので急に青葉を沢山食べさせて疝痛でも起こされてはとの心配もある。
幼稚園児がやってきた!
5月15日快晴の中、馬場に近い豊里幼児園の年長組みとなった園児25名がやってきた。
毎年可愛いおきゃくさんがやってくるのが楽しみだ。
(誰も聞いてないみたい)
・「おもーい」 これを背中にのせて乗るのよ!
・「馬って、あったかーい」
・「乗せてくれてありがとう」 人参あげも少しこわいかな
・厩舎のなかを見学「馬のお部屋広かったね」「まるいうんちもあったね」
・騎乗後の記念写真(ここまでそろうのに少し時間がかかりました)
・声をそろえて「おじさんありがとう、ございましーた」
ツキって面白い
阿佐田哲也氏(作家)が「運の総量は一定である」ということを言っている。彼はマージャンのプロだそうだが、ツキというものは必ずあって運は毎日一定量消費されるものではなく、ついているときとそうでないときがある、だから勝ち続けているときは慎重に行動した方がよいと述べている。
我々でも何をやっても上手くいくときとダメなときがある。ロングホースがついているといわざるを得ないことがあった。
5月7日19時から定例役員会を馬房前の部屋で開いていた。クラブ一の若手ロングはいつもは元気がありすぎて手を焼くくらいだがそのロングがべったりと横になって寝ているではないか首を曲げてお腹の方を見ては前足で馬房を叩いたりしている。役員達が会議中に疝痛を起こしているようだと気がつく。
馬は食道が一方通行になっているので嘔吐が困難でいったん食べたものは出せないし腸も長いので便秘をおこしやすい、もし痛がって暴れでもして腸ねん転をおこすとよほどなことでないと治らないと言われている。
会議は打ち上げとなり水銀灯を点灯、とにかく運動させることとした。お腹が痛いのに運動させてごめんよと言いながら、20分弱の運動を終えた頃にボロ(馬糞)が出た。これで安心、ロングもげんきんなもので早くも水や飼料を食べだした。もし役員会をしていなくて、一晩中痛がって暴れたりしていると腸ねん転を起こしていたかも知れなくついていた。
でもいつもツキがあるとは限らないから気をつけろよロング。
第3回 春のあやべふれあい祭り
5月3日(祝日金)農夢㈱、ふれあい食堂、丹馬ライディング・ クラブ三社の協働による第3回あやべふれあい祭りが、 久しぶりの晴天のなか春の日差しを一杯にあびて盛大に行われた。
10時からの開催だったが早くから沢山の子ども達がやってきて待 ってくれました。 サラブレッド2頭とポニー1頭による体験乗馬が行われた。
スタッフから①大きな声を出さない②馬場の中では走らない③ 馬の後ろを通らないとの3つの約束をして整理券の順に騎乗。 対象は3歳頃から大人まで、初めての乗馬体験のようだ。 スタッフによる引き綱で馬場を一周してもらいました。 馬がこんなに大きいとは思わなかった、騎乗して高い、 また乗って見たいとの感想をいただきました。 112人の騎乗でした。
一方ポニーも大人気で小さい子どもさんで長い行列ができました。 お澄ましの顔や、緊張した顔、笑っている余裕の顔と可愛い! ご両親、おばあちゃん、 あじいちゃん達が一斉にシャッターを押されていた、 いい写真ができたに違いない。約130人でした。
乗馬が終わった後、小動物小屋で、羊の毛刈が丹馬ライディング・ クラブ会員の手で行われました。 刈り上げてもらって涼しくなったよ!おじちゃんありがとう。( 羊からのお礼でした)
開催を待ちわびるひとびと
ポニーによる幼児の乗馬
クラブ会員による羊の毛刈り風景
馬の食事
馬の食事の食べっぷりを見ていると実に面白い。
飼桶の中に頭を突っ込んでフスマやチモシーといった飼葉を混ぜてやっているが、おいしい大麦を選んでたべている様が実に面白い。上唇をびっくりするくらいよく動かして、今食べたくないものは器用にわきに押しのけて舌と歯で食べている。昔は稲わらでくくったわらを5cm位に切って与えていた。ところが麻縄でくくっているものが多かった頃があり、わらの枯れたものと麻縄のカットされたものは区別ができにくかったのを覚えているが、食べ終わった後には麻縄だけがきれいに残されていた。
人が箸で仕分けして食べているのと同じだと思う。
天才馬「ハンス」
天才って何だろう、われわれ凡人には気がつかないことに気がつくのだろう。
動物の中にも天才はいるようだ。そう馬の中にもいたのだ。その名は「ハンス」。
20世紀初頭、数学教師の持ち馬で彼の教育を受けた結果、数を数えたり、計算、時計を読んだり、絵を見分けたりしたそうだ。それが話題となったが教師が何か合図を送っているのではないかと疑い、別の人が実験しても同じく答える、いろんな人がやっても同じだと分かった。
研究者がいろいろと観察実験して分かったことがある。それは答えを知らない人が問題を出すと答えられないことが分かった。それは今で言う「身体言語」と言われるもので、例えば信号機のみどりは左右どちらですかと問われれば多くの人は左上を見て思い出そうとする。あなたはどうですか。 ハンスはそういった答えを知っている人が体のどこかに答えが現れるのを敏感にとらえたようだ。
確かに馬は人の様子をよく観察している。私も餌を与える際には馬が公平にされているか見ているような気がして、飼料(チモシーと大麦)は混ぜて与えるのであるが大麦は人間で言えばビフテキにあたいするだろう大麦が早く欲しいとおねだりする。私はチモシーをA馬に次はB馬、次の大麦はB馬の次にA馬と順番を変えてやっている、少し考え過ぎだろうか。
皆さん新年あけましておめでとうございます
本年も NPO丹馬ライディング・クラブの発展にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
例年実施しております会員による初乗り会を 平成25年1月3日(水) 10:00から実施しました。
雪がチラチラする程度で天候にも恵まれ寒風の中ではありましたが、焚火で暖を取りながら12名の会員がジェニェ、ロングの2頭で順次騎乗し無事初乗り会を終了することができました。
女性が準備してくれていたぜんざいをよばれながら、新年にあたり乗馬技術を高めようと誓い新年の初乗り会を祝うことができました。ありがとう!












