☆☆☆☆☆☆ 丹馬ライディング・クラブ ☆☆☆☆☆☆

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月別アーカイブ: 2月 2011

馬のお食事

爺  ホマレオー君は実に食欲旺盛だね、それに食べるのが実に早い

「ホマレオー」 だって、今じゃこれだけが楽しみなんだよ、爺が僕の食事をジーと見てるからどうしたのかなあと思っていた

爺  いあやー、実にうまくチモシーや大麦を仕分けしながら食べるもんだから感心していたんだよ、今は干草類を食べてるけど昔はワラをカットしてたんだよ、その時にワラをくくっていた麻縄も一緒にカットしてたけど麻縄だけちゃんと残していたからどうして分けているのかと思ったのさ

「ホマレオー」 僕らは、上唇と下唇をパクパクさせて、食べるべきエサをキャッチする、それには視覚、嗅覚、鼻づらの毛の蝕覚を使って判断するんだ 変なものを食べて腹痛でも起こしたら大変だもの

爺  そーか、だから見ていても分からなかったんだ それにしても面白い

「ホマレオー」 僕らはね、牛君たちのように胃の中のものを再び口にもどし「はんすう」することができないんだ、変なものを食べても吐き出すことができないんだ

爺  そうだったね、だから疝痛(腹痛)が起きる原因にもなっているんだね、爺たちも気をつけるよ

馬耳東風

馬の耳について、馬耳東風とか馬の耳に念仏とか昔からのことわざで、人の意見などを聞き流すと言った意味に使われてきた。

とんでもない偏見である。馬は、微妙な音も聞き分けている。馬は左右の耳をそれぞれ前方、横、後方に180度の弧を描くように動かすことができる。そのため後方に敵がきた場合両耳を一点に集中させることにより距離を測定し正確に蹴ることができる。乗馬をするときの注意事項として第一に馬の耳が人の方に向き人であることを確認をさせて前から近づくようにと説明される。

当馬房にはスズメが沢山住み着いている。先日もバードウオッチングに使う呼び笛があったのでスズメと会話をしていた、スズメ達は10匹くらいはいたが逃げもせずチィ、チィと鳴いていた、ふと馬房を見ると一番遠く(10m)にいるホマレオーが首を出して盛んにきょろきょろしている、私が笛を止めるとおとなしく餌を食べているがまた吹き出すと何事かとこちらをにらんでいる、ごめんよと言って笛は中止する。スズメは仲間と思ってくれていたようなのにホマレオーはいつも馬房に来ているスズメと違うなにか怪しいと思ったようだ。

競馬においても後方の他馬との距離を音から判断していて、騎手の掛け声やムチの音を判断しながら走っていると言われている、このように決して言葉や音を聞き流しているかのようなことはないと理解して欲しい。

「はらいた」(疝痛)

馬の健康管理上心配をするのは「はらいた」(疝痛)である。

馬は体の割合に胃の容積が小さいので運動や飲水不足により起こることがある。私が朝の給餌に行ったところ、馬房内をごろごろころがったり苦しんでいたことがあった。なぜか分からなく当惑しているとき、たまたま居合わせた女性で動物を扱っている人がいてとにかく馬房から引っ張り出して馬場を歩かせてくれた。まもなくボロ(ウンチ)が出て楽になり治ったという経験がある。故障で休養している時などは穀類の量を減らすことなどの処置が必要である。

馬力

「ジェニェ」 爺、先日お願いしていたこと分かりましたか?

爺 あー、馬力のことだろう

「ジェニェ」 うん、この前爺が自分の車は何馬力だとか言ってたよね、どうして自動車に僕らの名前を使うのかなあと思ったんだ

爺 調べてきた、昔蒸気機関を発明したワットという人がいたんだ、その人が蒸気機関を売るために君達1頭を1とすれば比較できるだろうと引く力、動いた距離、時間を入れた計算式を考え宣伝用に利用したんだ、その計算によると君達は我々人間の10倍の力があるんだって

「ジェニェ」 じゃ、僕らと牛君とはどうなの

爺 馬が1とすると牛は0,66というから牛よりも仕事量は大きいと言うことになる、スピードがあるからだよ

「ジェニェ」 そうか、両親からも言われていた自信を持ちなさいって

爺 そうだよ、自動車でもスタートから400メートルの所要時間を計り加速のよしあしとしている。それが20秒程度だから君は現役時代は2ハロン(400メートル)を24秒位で走ってたんだろう、だからそんなに変わらんよ自信を持つんだなあ、若いときとは同じとはいかんけど頑張ってよ、分かったかい

「ジェニェ」 ありがとう