本年はよく頑張りました
ジェニェ、マローン、ホマレオーご苦労さんでした。君達が健康で正月を迎えられることは爺としてもうれしい、特に今年は私の6回目の寅年だったがなんとか健康を保つことができた。
ところで一つ聞いておきたい。
「マローン」 なんですか?
爺 来年はウサギ年だ、君達の中にウサギ年はいたかなあ?
「マローン」 爺 何を言ってるの、僕らはみんな馬だから馬年だよ
爺 うーん、そうなるのか、まあいいや、聞きたいのは、私は朝の食事当番だから知らなかったが、夜の当番の会員から聞いたんだが夜ネズミが出て 君達のこぼしたものを食べに来るんだって?知ってたかい。
「マローン」 知ってるよ
爺 それで黙っているの、言ってやれよここへは来るなって黙ってたらクセになるよ
「マローン」 僕らも言ってやたよ、なあジェニェ、ホマレオー
「ジェニェ」 そうだよ、彼らは態度がおおきいんだよ
爺 どうして
「ジェニェ」 さっきも爺が「干支」の話をしてたけどネズミが言うのには、干支はネズミから始まる 君達は7番目じゃないか 爺にしても寅は3番目じゃないかと言うんだ、爺だって馬鹿にされてたよ
爺 なんだって、ほかに何か言ってたかい
「ホマレオー」 僕の横に飼料置場があってネズミの被害があるからとネズミ捕りを設置して爺が張り紙をしてたでしょう
爺 それがどうした
「ホマレオー」 その張り紙に「チュー公に告ぐ いつも袋に上手に穴を開けるね、今度は網の中の肉もうまく取れるか挑戦してみよう」とネズミ捕りに肉を入れて設置したでしょう、ネズミが皆集まって子供だましだって笑っていたよ、それも豚肉だ!せめて牛にせよって もっと知恵をださにゃ
本年度最後の装蹄を実施
12月22日(水)11:30から12:30の一時間で三頭の装蹄が無事おわりました。
皆さんは装蹄の現場を見られた機会はないと思いますので、簡単に説明しておきます。
馬には蹄鉄が足に付けてあります、人間で言えば靴をはいているのと同じです。運動の量にもよりますが当クラブでは二ヶ月に一度取替ます。
装蹄師である親方の元で三人のお弟子さんが手際よく作業がすすめます。
まず古い蹄鉄を取り除き伸びた蹄を削りとります、その後に500度ほどに焼けた蹄鉄を底にあてて焼くと真っ黒な煙で足元が見えなくなる程です、それでもヤケドもしないし気持ちよさそうにしている、焼け跡をきれいに削りとってそこに新しい蹄鉄を打ちつける、
そのとき面白いと思ったのは釘を必要分だけ地べたにおいてあり金槌の柄の先で一本づつ拾っていく。どうしてあのように上手く拾っていくのか見てみると、柄の中に磁石が埋め込んでありそれで拾っていくのである。ムダのない効率的な作業である。
最後に蹄鉄に油を塗ってもらって馬房へ帰っていく。
馬っていいなあ、だって出張エステをしてもらってるんだもの、私の家内が聞いたら羨ましいと思うだろう。
これで馬達もいい正月が迎えられそうである。
装蹄師のおじさんたちがやってきた!あれ新しい車で大きくなってるよ
蹄鉄を焼く炉が設置された、準備完了
さあこれからエステの始まり!おとなしくしてろよ
古い蹄鉄を取外し中、おい、あまり体を預けるなよ ”重い”
待ってろよ、きれいにして正月を迎えさせてやるからな