先日、市のスポーツ吹矢交流大会があり参加させてもらった。矢は軽いもので筒に入れ6メートル先の的に飛んで行くはずだった・・・ところが深呼吸をして幾ら吹いても筒から出てこない、おかしい肺活量も普通にあるはずだし、何度やっても出てこない。
指導員からは「腹式呼吸で鼻から大きく吸って吹いて下さい」と指示が飛ぶ。
そこでふと思い出した馬は口から呼吸ができないから鼻呼吸だけであれだけのスピードを出している、鼻からでも口からでも同じじゃないかと思ったが試しに鼻から息を大きく吸って吹いてみた、矢が的に刺さっているではないか、呼吸の仕方でこんなにも違うものかと驚く。
馬は効率よく鼻呼吸でスピードを出す、そういえば昔の忍者の走りに「二重(ふたえ)息吹(いぶき)」と言う呼吸法がある「吸う、吐く、吐く、吸う、吐く、吸う、吸う、吐く」これだと酸素をたくさんとりこむことができて長時間走ることができるらしい、やってみるべきだ。恐るべき呼吸法。